クルマと長く付き合うために、出来るだけ分かりやすく維持費の説明をしてみました。
そのうえで、少しでも維持費の節約が出来る情報をあなたに提供しますね。
所得税などと違って、自動車関連の税金はあまり節約出来るものはありませんが、クルマに乗っているオーナーとしてぜひ知っていてもらいたいものです。
そして、購入時や代替え時に限りますが、少しでも還付されるものがあるので、すこしでも節税に生かしてください。
☆ 消費税
クルマを維持するときにかかる消費税を考えると、整備や修理をした時に払う消費税、燃料代や高速代の移動しているときに払う消費税です。
購入時にかかる消費税も含めると、自動車関係にかかわる消費税はがんじがらめで、さらに矛盾がまかり通っています。
多分知ったら誰でも許せないものは燃料費にかかる消費税。
消費税の上に消費税が乗っている事を何度も指摘されつつ、いまだに是正されていません。
よくガソリンスタンドに表示されている、レギュラー150円とか、ハイオク160円とかいう表示は、ガソリンの原価(本体価格)・税金・スタンドの利益の合計です。
なんと、内訳を見ると半分は税金!そして計算の方法がおかしい。
1リッターあたりの値段は、ガソリン仕入れ価格+ガソリン税(53.8円)+石油税(2.04円)+原油関税(0.215円)
上の合計に消費税が掛かります。
本題とそれますが、ガソリン税(53.8円)の中には1974年に道路財源の不足分を穴埋めするために制定された暫定税率の25.1円がいまだに乗っています。民主党政権時に廃止を訴えたことがありますが、見事に消えてしまいました。
40年前の道路財源不足を確保する税金をいまだに払っているって・・・どう考えてもおかしいでしょう。
さらに、ガソリン価格の中には石油元売り会社に課せられる環境税(地球温暖化対策税)が2012年から段階的に入っています。
2012年に1/3、2014年に2/3、2016年に3/3で、今年の消費税アップ時にも課税されています。(0.25円/1リッター)
本題に戻ります。
1リッターあたり、56.305円の税金に消費税(4.5044円)が乗って、約61円税金を払っている訳です。
1リッター160円のガソリンのガソリンを入れたら、60円税金を払っているなんて、おかしいですよね。
私たち消費者では、すぐにはどうにもならない事かもしれませんが、この変な仕組みを変える流れが出てきたら積極的に参加したいものです。
署名や投票といった小さなことでも、みんなの力がまとまれば大きな流れになりますからね。
これをまとめたレポートがあります。
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請求していただいた方へは、不明点のアドバイスもおこなっています。
無料レポート スポーツ車は本当に維持費が高いのか? 税金編