マシンに乗らなくても、めっちゃ緊張感でした!― K-TAI ―オフィシャル体験レポート その2

約60台が2グループに分かれてセフティカーに先導されローリング。
いよいよ120台がスタート!!

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感心している間もなく、最初のグループがオープニングラップを終えて戻ってきました。
当然と言えば当然だけど、最初の数周は混乱しているから接触はある意味当然。

目の前でいきなりスピンして1台ストップ。
スピンしたマシンを見ておろおろしてたら、隣にいた別担当の人がささっと的確な旗を振っていました。

なんと情けない・・・
と、思っている時に目の前で多重クラッシュ!!!

【グシャ!グシャ!!】

っていやーな音が複数回。

もう頭真っ白、「ああーっ」としか言えない。

「SC(セフティカー)ボード出して!」

「コースへ降りて来てマシン回収!!」

ポスト長さんに言われたことをやるのが精いっぱい。
それでも足手まといにならないようにだけは注意して、出来るだけテキパキ動くように心がけました。

気づいた時にはもうコースはほぼきれいな状態。
オフィシャルってすげー!!

内部に入ってすごく実感。

7時間のレースは長い。
ポストにはエアコンはもちろん、冷蔵庫、電話&FAXすぐ脇に水洗トイレまであります。

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そして昼になるとお弁当、3時にはアイスクリーム(!)が届きました。(びっくり)
なんとも至れり尽くせり、それだけ真剣にやってねと言うことなんでしょうね。

さすがに4時間目あたりになると少し慣れて来て、コースアウトしそうなマシンが分かるようになりました。
そのままコース復帰出来るマシン、砂利に入って動けなくなるマシン・・・

その状況に結構落ち着いて対処出来るようになり、すこし余裕が出てきたなー。

なんて思っていたら、ペナルティもとらなきゃと気づき、幸い今のところそんな状況になっていない事にほっとしたりして・・・

一日でうまくなろうなんてさすがにムリです。

そんなこんなであっと言う間にフィニッシュの16時30分。

ヴィクトリーランは、ルマン24時間でもおなじみのコース員がコース内に全員出て、フィニッシュしたチームを祝福旗振り!

ドライバーも手を振ってくれて、なんか、参加してよかったなーって。
スゴイ貴重な経験をしてしまいました。

終わった後はおやつのサンドイッチとお手当(日当)が支給され解散。

ブログ160830K-TAIおやつ

表彰式を傍目に見ながら、お世話になった方々へあいさつして帰途につきました。

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貴重な経験が出来て、さらにお金がもらえる。

そして、いっしょにレースに参加している充実感。
オフィシャルって『クルマが無くてもモータスポーツ』にぴったり。
(今回は本気でオフィシャルだったため、カート走行写真はありません、分かってねー)

各サーキットでオフィシャル募集しているみたいですよ。
Gear+でも、また何か参加したいと思います。

いっしょにオフィシャルしてみませんか?
Gear+ 入会案内

マシンに乗らなくても、めっちゃ緊張感でした!― K-TAI ―オフィシャル体験レポート その1

8/28日、ツインリンクもてぎで人生初のオフィシャルを体験してきました。

レースは『2016 もてぎKART耐久フェスティバル(K-TAI)』
レーシングカートのお祭りです。

ブログ160822K-TAIオフィシャル募集
(ツインリンクもてぎHPより)

7時間の耐久レース、エントリーは120台以上!!
当然オフィシャルもたくさん必要で、人数が足りないために声がかかった次第。

Gear+からは私(秋田)、他2人が参加。みんなシロートか経験少です。

秋田の経験は、遥か昔にラリーのオフィシャルを少しかじっただけ。
レースは、なーんにも分かりません。

秋田の部署はコース員。
コース上の詰所(ポスト)で主に走行している車両へ危険を知らせる係。
レースの安全に関わるめっちゃ大事な仕事です。

配置された場所は最終コーナーからストレートに入る、意外とコースアウトが多いところ。
というのは、レースが始まってから分かったことですが・・・

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4名で入ったポスト、慣れている方2人、少し経験のある若者、まったくのシロートである秋田。

レース映像ではよく見るオレンジのつなぎを支給してもらい、朝のミーティングから始まります。

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一通り説明を受けただけでコースへ。

レースの危険だけはよく分かっているつもりなんで、実際に何かあった時、ちゃんと動ける自信まったくない私は、こんなシロートが入っていいのかドキドキ。
7時間、何もないことを祈るしかありません。

しかし、エントリー120台オーバー、7時間のレース・・・何もないはずがない、ですよね。

ポストに着いたら、コースの掃除から始まり、消火器の配置、連絡機器の確認。

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準備が出来た頃、「コースインスペクション」という、レースの審査委員が乗った車両に対して、コースわきに整列して親指を上げた準備完了のサイン。

なんか、カッコいい!

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スタートは9時30分、120台のマシンが2グループに分けてスタート。
ポストから見るスタートは壮観です。

そんな感動は一瞬。レースが始まって、私の緊張感はマックス。

最初の担当は旗振り。
旗の意味は分かっても、どのタイミングで出せばいいのか分からない・・・

最初の数周は特に混乱が起こりやすい。
さっそく来ました、コースアウト!!

続きます。