スポーツ車は本当に維持費が高いのか? 【自動車保険編・保険料の節約例】

クルマと長く付き合うために、出来るだけ分かりやすく維持費の説明をしました。

自動車保険はとても複雑で、プロでなければあなたに適正な保証内容を検討することが出来ません。
そして、スポーツ車を20才以下の人が持つとき、自動車保険は恐ろしい保険料になります。

まず、最低限の知識を持っていてもらいたく、項目を分けて記事にしました。

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☆ 保険料の節約例

自動車保険はとても複雑です。
保険料の計算は、専用ソフトでなければ出来ません。その上、割引についてはいくつもの条件が重なります。そして、いくつ条件が合うかで保険料は大きく変わります。

簡単に言うと、何も割引なく初めて入った年間保険料と、あらゆる割引を駆使して最大割引をして初めて入った年間保険料を比べると1/3くらいになります。
この割引を知っているかどうかで、大きく維持費に影響が出るんです。

具体的な数字で言うと65万円が25万円とか・・・

また、加入する人の家族環境などによっても変わります。
自動車保険のいろいろな特約を知らないと出来ないことなので、実質プロに聞くしかありません。

保険料は個々により変わるため、ここでは目安となる保険内容・特約をお知らせします。

自動車保険の割引に影響される保険内容・特約、その他

★ 車両保険
車両保険に入るか、入るなら一般車両保険にするかエコノミーにするか。

★ 年齢制限
18才以上(全年齢)、21才以上、26才以上、35才以上の区分。

★ 家族限定
家族 ・ 本人、配偶者 ・ 本人(一部の契約)
普段乗る人、乗る可能性がある人を確認して限定する。

★ セカンドカー割引
自分もしくは同居の家族が持っているクルマで、11等級以上の自動車保険を契約していると、セカンドカーとして自動車保険の新規契約が出来て、最初から30%程度の割引から始まります。

★ 等級スライド(シャッフル)
クルマを新しく買った時、新しく自動車保険の契約をするのではなく、家族で既に持っている割引のある保険をそれに付けると、保険料を安くすることができます。

これは保険料を安くするために非常に有効な手で、年齢制限をつけられない契約などでは驚くほど安くなります。

例えば、親が保険契約20等級のクルマを持っていて、18才の子供が運転するために購入したクルマ(年齢制限なし)に付けるといきなり60%割引になります。

その時、親のクルマに新規の契約をする必要がありますが、そちらでは最高の年齢制限を付けられるのでだいたい30%程度の割引から始まるため、トータルではかなり割安になる訳ですね。

以下は別の見方による保険料の節約方法です。

<保険会社>
数年前の保険自由化により、自動車保険を扱う保険会社(団体)の幅は広いです。

代理店形式の一般保険会社、ネットで契約するダイレクト保険会社、JAや全労済などの共済、生命保険会社が扱う損害保険(の中の自動車保険)、これは最終的に一般の損害保険会社と提携しているので、同じになりますが・・・

どこも一長一短で完璧なところはないですが、事故をした後の対応を優先するなら代理店形式の一般保険会社にしておくのが無難です。

また、CMでは安さを強調しているダイレクト保険ですが、事故の確率が高い若い人やスポーツカーはむしろ高い保険料になるケースがあります。最終的には見積もりを取って比べるしかありません。

<車両の選択>
現在の保険料率は、【全国で、前年1年間でその車種がどれだけ事故をして保険金を支払ったか】を基準にして、その車種の車両保険金額が決まります。

例 : インテR(DC5)が全国で去年1年間にいくら保険金が支払われたか?
その支払額が多ければ、乗っている人に負担してもらいましょうと言うこと。

当然、ヴィッツよりインテRのほうが事故をしますよね。

そういう意味では、保険料が高いクルマは21才になるまでは選ばないという究極の選択肢もあります。21才までに保険を使わなければ9等級か10等級になり30%程度の割引、さらに21才以上の年齢制限がつけられるので、それだけでうまくすれば保険料は半額になります。

ポイント

正直、保険料の計算、安くするための特約は複雑すぎて、一言でポイントなど言えません。

あえて言うとすれば、21才までの保険料をどうするか?
家族でどうやりくりするか?

そんな感じでしょうか?

あとは、信頼出来る保険代理店に相談することです。
ダイレクト保険会社ではダメです。あなたの家族環境が分からないので、期待する答えが出てくる可能性は少ないでしょう。

私は、あなたの事(家族の保険内容や等級)を教えていただければ、的確な保険内容をお勧めすることが出来ます。
21才未満の人で、スポーツ車の保険に入る時にはぜひ相談してください。

きっと力になれるでしょう。

これをまとめたレポートがあります。
無料ですので、ぜひ請求してください。
請求していただいた方へは、不明点のアドバイスもおこなっています。
無料レポート スポーツ車は本当に維持費が高いのか? 自動車保険編

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スポーツ車は本当に維持費が高いのか? 【自動車保険編・保険料割引】

クルマと長く付き合うために、出来るだけ分かりやすく維持費の説明をしました。

自動車保険はとても複雑で、プロでなければあなたに適正な保証内容を検討することが出来ません。
そして、スポーツ車を20才以下の人が持つとき、自動車保険は恐ろしい保険料になります。

まず、最低限の知識を持っていてもらいたく、項目を分けて記事にしました。

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☆ 保険料割引

自動車保険を複雑化させているのは、各種割引です。
等級・年齢制限・運転者限定・セカンドカー割引など。

これが複雑に絡まって、うまく利用すれば保険料は基準に比べると三分の一くらいになります。

その各種割引は以下の通りです。
リンクになっている割引項目は、詳細がありますのでそちらを参照してください。

☆ 運転者限定(家族割引) → 別項目あり

☆ 等級 → 別項目あり

☆ 年齢制限 → 別項目あり

☆ セカンドカー割引 → 別項目あり

☆ 免許証の色
免許証の色はグリーンから始まり、ブルー → ゴールドとなります。

当然、免許取りたてのグリーンよりブルー、ブルーよりゴールド免許のほうが事故をする確率が少ないですよね。
それに合わせて保険料を割引していきます。

☆ 使用目的
クルマを使う頻度によって、事故をする確率が違うという観点から出来た割引です。
区分は主に【業務使用】【通勤・通学】【日常・レジャー】の3つ。(ダイレクト保険では別の言い方もあります)

基本的には月の走行距離で区分しているようですが、使用日数も併用している会社もあり、月のうち何日までを通勤区分に入れるか、などの区切りは各社違うようなので、パートなどの仕事をしている場合は保険会社に確認する必要があります。

☆ 年間走行距離
一年間で走る距離を申告して保険料の割引額が決まる仕組みで、ダイレクト保険会社に多い割引です。ソニー損保のCMがよく見ますね。

業務使用はもちろん、通勤や通学にクルマを使わない人向けの割引です。
CMではさぞ凄い割引のように聞こえますが、実際の保険料はそれほど引かれてないと感じました。

私たちのように、クルマで遊ぼうとしている人たちにはほとんど適用されない割引ですね。
クルマで遊ぶ≒距離を走るですから。

☆ 車両の装備
主に事故を避けることを目的とした装備、また事故が起きた時に乗員を守ることを目的とした装備が付いていると保険料が割引となります。

【エアバック(デュアルエアバック)割引】や【ABS割引】をはじめとして、【横滑り防止装置割引】【衝突安全ボディ割引】【盗難防止装置割引】【エコカー割引】など、適用車種の場合各数%の割引となります。

エアバックやABSなどの割引は既に保険料に織り込み済みで、別途設定している会社はないかもしれません。
自分ではわからない装備もあるため、保険会社の担当や代理店に聞いて契約をしたほうがいい割引だと思います。

☆ 新車割引
新車は事故のデーターが少ないのでしょうね、確かに、数百万円を支払った後は、注意して乗ります。
新車登録した日からある程度の期間(2年程度が多い)割引をしてくれます。
新車で買うスポーツカーがほとんどないので、ここではあまり関係ない割引ですね。

☆ 団体割引
企業や団体でまとめて加入すると保険料が安くなる制度です。10名程度から契約が出来て、大きな会社はどこかの保険会社と契約をしていることが多く、社員なら使うほうがお得でしょう。
契約している人数により割引率がちかいますが、5%~20%程度が多いようです。

ポイント

いろいろな割引制度がありますが、結局使うのは2・3種類というのが実際です。割引率が多いのも同じようなものですね。

また、ダイレクト保険の割引は、結構縛りが多くてみんなに平均して適用できるものではないものが多いです。
20等級(最大割引)の方は間違いなくダイレクト損保が安いけど、10等級では逆転していたということもあるので、しっかり見積りを取らないと分からないです。
これがまた面倒・・・
本気で検討するなら私(秋田)のアドバイスが必要になるでしょう。
必要な時には別途、個別に相談に乗ります。
(現在は無料ですが、将来有料になる可能性があります)

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請求していただいた方へは、不明点のアドバイスもおこなっています。
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