スポーツ車は本当に維持費が高いのか? 【自動車保険編・等級】

クルマと長く付き合うために、出来るだけ分かりやすく維持費の説明をしました。
自動車保険はとても複雑で、プロでなければあなたに適正な保証内容を検討することが出来ません。

そして、スポーツ車を20才以下の人が持つとき、自動車保険は恐ろしい保険料になります。
まず、最低限の知識を持っていてもらいたく、項目を分けて記事にしました。

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☆ 等級

自動車保険の等級とは、割引率を指します。

ほとんどの保険会社の等級設定は1等級から20等級まであり、新規契約は6等級から始まって、事故がなければ毎年1等級上がり、14年後に最高の20等級まで上がります。

事故をして保険金をもらうと翌年の等級は基本的に3つ下がります。

また、自分では予測しづらいまたは出来ない損害(水没とか飛び石とか)を受けて保険金をもらった時は、翌年の契約は1等級だけダウン。

具体的な例は説明しきれないので、個々に質問していただくか、契約している保険会社に聞いてください。

数年前から保険料は【事故ありコース】と【事故なしコース】が出来ました。

これは前年の契約で事故をして保険金をもらっている場合、翌年の契約は【事故ありコース】になり、【事故なしコース】と比べると保険料は30~40%アップします。

この【事故ありコース】の保険料は3年間続き、その間事故がなければ(=保険金をもらわなければ)4年目に【事故なしコース】へ戻ります。
事故をして保険金をもらうと翌年の契約は3等級下がっての契約となり、さらに【事故ありコース】の保険料を聞くとびっくりするでしょう。

この保険料は等級や車種にもよってまちまちなので、具体的には言えないのですが、クルマの損害だけで比較してみると、自腹で修理をするのと保険金をもらうボーダーラインは15万円~20万円くらいが多いようです。

相手がいる場合は無条件に保険を使って処理するしかありませんが、単独事故やいたずらなどは翌年以降の保険料をシミュレーションしてから決めればいいでしょう。(保険会社がやってくれます)

等級と割増・割引率の例 無事故のグループ (あいおいニッセイ同和火災)

※ 6・7等級は他にも種類がありますが、標準のものを示しました。

ポイント

等級に関しては、新規契約の【7等級新規=セカンドカー割引】しか割引きのポイントはありません。つまり、新しくクルマを買う時にセカンドカー割引の条件を満たして車検証を作る必要がある、ということです。

あなたと家族の事情を分かっているクルマ屋さんと付き合うのがいちばんいいですが、そういう業者さんがいないときには、Gear+を頼ってください。

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